2008-01-01から1年間の記事一覧

シール先生の御本

Visual Awareness and Design: An Introductory Program in Perceptual Sensitivity, Conceptual Awareness, and Basic Design Skills作者: Philip Thiel出版社/メーカー: Univ of Washington Pr発売日: 1980/10/01メディア: ハードカバーこの商品を含むブロ…

木の家

で、触発されてっていうところですが、木の家というのはけっこうすぐれた家屋ではないかと思います。特に、日本で自給自足できる材料だという点で。それに、大事に育てた木は、適切に使えばとても長持ちする。地震の多い土地では、柔軟な木の構造は合理的。…

シブカサって知ってます?

web

まずはこちらを: http://www.shibukasa.com/ 私は、恥ずかしながら全然知りませんでした。コンセプトが明確だし、なにより参加しやすく実用的なところがいいなと思いました。 そして、作ってる人をみてびっくり。私よりもずっと若い方々でした。すごい。な…

無名人インタビュー

ずっと以前に某Tさんと話していた新しい企画。 身近な面白人に自宅で食事をふるまい、面白い話を聞かせてもらう会。ストリーミング配信してもいいかもしれない。写真とまとめ、その日のメニューを後日アップする。

写真の美しさ

綺麗な写真を見ると、無条件に感動します。たとえば、こんなの: http://www.dezeen.com/wp-content/uploads/2008/12/casa-205-by-h-arquitectes-205_17b.jpg 写真としては、なんてことない部類の写真ですが、そこにある生活の様子が見えてくるようで、私は…

叫び声の快楽

叫び声、あるいは大音量のハイトーンヴォイス、歌い上げ、にある、ある種の気持ちよさ、カタルシスについてそのうち考えてみたいです。多くの人に支持されるのは、やはりそこに共通した良さがあるからだと思うのです。実際、高らかに歌い上げた音を聴くこと…

続・小説のためのウェブサイト

小説を読むという行為の特徴はなにかと考えたとき、やはりページを繰るという動作が一役買っているのではないか、ある人との話でそんな風に思いました。 彼はゲームブックをとりあげて、あの形式の特殊性が、ある一つのストーリーを追いながらも、別のストー…

喪服の黒

少し前、喪服を調達せねばならない状況があったのですが、そのときに、同じ黒でも実にさまざまな色があるということに気がつかされました。 喪服には主に、化繊を使ったものと、ウールを使ったものがあり、まずこの素材の違いが色に影響を与えます。ウールの…

ものづくりの定義

どうも、だんだんと分かってきたのですが、私の考えているものづくりというのは、やたら範囲の広い意味を持っているようです。 ふつう、ものづくりというと、そのひとの手足や道具を使って、そのひと自身が新しいかたちを生みだすということを言うのでしょう…

建物の外側と内側

学生の頃はずっと、建物の外側をどうするか、しか考えていなかったような気がします。見た目のインパクトとか、新奇さとか、調和とか、そういうこと。 もちろん建築物はある一定の物理的空間を占めるのだから、環境に対して直接触れる外側というのは重要です…

小説のためのウェブサイト

ひとつだけ、ずっと私が続けてきたことがあるとすれば、それは文章を書くことでした。もしかすると、私にとって一番素直な行為は、こうして書くことなのかもしれません。 だとすれば、それを生かさない手はないやろう。そうやろう。 というわけで、ウェブサ…

デザインにおける私

先日お世話になった面接で、やっぱり作らないとダメ、という話をされた。そりゃそうだ、と思いました。そして、だとすると、私は何を作りたいんだろう、と改めて思いました。 漠然と、ものづくりがしたい、だけでは当然、何も前に進んでいません。そんなこと…

作りたいウェブサイトのアイデアスケッチ

現在構想中のアイデア: 「色彩言語研究所」 思考と感覚の関連を考えるためのサイト。異なる領域の横断を表現できるツール(ゲームみたいなもの)を作れたらいいなと考えている。当面はこれがメインになりそうです。 「場所の記憶」 さまざまなものの形を再…

oguma

ファイル整理していたら出てきたものです。 昔描いたものらしいのだが、まったく覚えていません。 「oguma」とタイトルがつけられている。 でも、どうみてもオオサワマサチかモギケンタローだと思う。

好きなものを増やす

なかなかものを作ることができません。こういう時間が続くと、自分が本当にやりたいことがなんなのか、薄らいできてしまって、怖いです。今日はそういう気持ちについて書いてみます。 私は何かを心から好きだと思うことが少ないです。本当に大切にしたいもの…

年賀状2

ほんとうは昨日のイラストをいじる予定だったのですが。 ふと思い立ってスペインの牛、osborne's bull をモチーフにして作りました。ちょっと花札っぽくもある。 osborne's bullとは→http://en.wikipedia.org/wiki/Osborne's_bull この牛の看板、もとは広告…

ウィトゲンシュタインの<表出>

哲学の歴史〈第11巻〉論理・数学・言語 20世紀2作者: 飯田隆出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2007/04/01メディア: 単行本 クリック: 19回この商品を含むブログ (35件) を見る後期の思索において、ウィトゲンシュタインは、アナロジーと振る舞いを重視…

年賀状の素案

ひとまず、リハビリがてら何かを作るところから始めようということで、手近なところで年賀状を考えております。今日はこれ。 [ツール:Illustrator10]牛に見えるでしょうか。

実のあること

なんだか、ものづくりする人間としてとんでもなく無意味なことを書いてしまったのかもしれない。そもそも、書くという行為からして、ズレていたのかもしれない。今日はそんなことを感じました。もう少し、実のあることをこれからは書こうと思います。 今後の…

なぜ、今か

最初の目的は、なぜ、いま、デザインか。その動機と魅力を探ることでした。ここまで述べてきたテキストの中で、大方の見当はついたかもしれません。 私は、かたちを作りたい。かたちを作り、それを残したい。 それは欲求であると同時に、私が人間と関わるひ…

モノが相手

そろそろ、最初にあげたデザインの魅力もおわりに近づいてきました。今回は、現実的なモノが相手だということについて考えてみたいと思います。少し長くなりましたが、お付き合い下さい。 私はここ4年ほど、ずっと哲学を専門にしてきました。4年前に(もっ…

新しいものをつくる

寄り道から戻って、ふたたびデザインの魅力について考えてみます。今日は、新しいものをつくる、ことについて。 新しいというと、まっさらな何もない状態から生まれてくる様子が思い浮かびます。 白いボードの上に描かれていく黒い線。 粘度の塊から生まれる…

デザインは特別なのか

昨日は、デザインは自由だ、という話を書きました。今日は、デザインの魅力から少し寄り道をして、デザインは特別か、ということについて書きたいと思います。というのも、昨日、父が電話でこういうことを言ったのです。 「オレのやっていることは、デザイン…

自由であること

昨日は、魅力と思える事柄を列挙して終わったので、今日はそのうちのひとつについて考えてみます。 デザインの魅力を考えていて、一番最初に思いついたのは自由だということでした。 自由、といっても、何をしてもいい、という自由ではありません。むしろデ…

なぜ、いま、デザインか

少しのあいだ、このことについて考えてみようと思います。 なぜ、いま、デザインか。 この分野を選択することの意義はなにか。 なぜ、が動機を尋ねているのなら、答えは簡単です。いま、一番したいのが、デザインだから。興味がある、だけでなく、現実に職業…

本山です。

デザインと建築のことを書きます。 Hello, everyone. I would like to talk about design and architecture.